リンクは、私が「Nikon D500」を愛用していますので、Nikonフォトテクニックを引用させて頂きました。 |
写真を撮るには | 写真の基本のキ | 画面構成力とは | カメラ選びは |
DXカメラ(D500)の使い方 | アクディブD-ライティング | シニアのずる賢い ズームレンズの使い方 |
三脚使用時に注意したいこと |
徹底軽量化と画質 | 最低限必要な山の道具 | パソコンは何がいいの? | レタッチソフトにも拘る |
Adobe Bridgeについて | 「Photoshop CC」RAW現像 | 裏技レタッチ法 | 参考サイト |
うまく成れる人と |
写真を撮るには…… カメラを持ち、シャッターを押すと何かは写ります。それでも旅の記録だったり、個人の記録であればなんら問題はありません。今やデジタルカメラ全盛のとき、フィルムカメラの話をするのは、時代錯誤と言われるかもしれませんが、カメラが目まぐるしく進化している現在でもただ1点やっていないことがあります。それは、画面構成(構図とも)です。カメラのフレーミングの中に、どのように配置してあげるか、それはフィルムであろうと、デジタルであろうと変わらず、撮影者自身の培われた先にある感性です。どんな撮影者にもその感性はあるのですが、バランスや奥行き、それに一瞬の輝きとでもいうものが写真を昇華させるのだと考えるのです。 |
写真の基本のキ…… それなりの写真を撮るには、最低限の原理を知らなければなりません。カメラは光(光の反射)を取り入れて写します。その光を「ISO感度」「絞り」「シャッタースピード」などで決め、その決めた値で撮像素子(さつぞうそし)に光を受け取り、電気信号に変えて記録しいるのが、デジタルカメラです。 「ISO感度」は、感受性を上げると速いシャッターで切ることができます。暗い場合、速く動くものをとめる場合などに有効ですが、上げ過ぎると、画面がザラついてしまうという欠点があります。「絞り」は、レンズに入れる光の量を穴の大きさで変えます。穴を小さくする(絞り値の数字は大きくなる)と被写界深度(ひしゃかいしんど)が深くなります。ピントの奥行きが広くなるということです。逆に穴を大きくすると、ピントの合う範囲が狭くなり、他はボケた写真になります。主を活かすため、背景をボカすには効果的です。 つまり、オートではなく、マニュアル頭で決めて撮る。フォトレタッチでどのように表現するか?まで考えて撮る。ということです。 |
画面構成力とは…… 実はカメラを覗く前に、ほぼ「どのような構図にするか」はすでに撮影者には決まっているものです。後はその画面(イメージ)をレンズなどによる画角(がかく)で調整するだけです。問題は、画面構成力。撮影以前の知識や経験や学習で決まっているのです。その結果、撮影にかかる時間は、とても短く、ベテランほど短時間で撮影を終了します。後は違う条件の写真を撮る方に回します。 私なりの経験ですが、画面構成力を磨くため、写真だけではなく、絵画を中心に学びました。白いキャンパスにどのように描くか、それは画家の手腕であり、イメージです。風景写真を撮る者として、撮影時点で、あれこれ迷っているのではなく、即座に主役と脇役、バランス、光と影などを決めてシャッターを切っているのです。→参考文献:『巨匠に学ぶ 構図の基本』 |
カメラ選びは…… どんな内容の写真を撮るか? 画質に拘(こだわ)り、大きなプリントにも耐えるカメラであれば、できるだけ画素数が大きく、撮像素子が大きなFXサイズのカメラを選ぶことです。Nikon FXサイズカメラ(D6・D850・D750) 但し、レンズも大きく、数本持って撮影するとなると、重量が増し、体力に自信のある方向けです。これに比例して三脚も重くなります。 1枚の写真の容量も大きくなるので、レタッチなどではサクサクと動く高性能で、ハードディスクの容量のあるパソコンも必要です。全体の価格も高額です。→パソコンの選び方 それに比べて機動性を重視し、軽量でYouTubeやホームページ用の写真程度で良いという方は、DXサイズのカメラで十分です。Nikon DXカメラ(D500・D7500) すべての価格も比較的安価で軽いので、私のようにシニアには最適です。 →FXフォーマットとDXフォーマットの違い |
DXカメラ(D500 )使い方(私論)…… Nikon D500 + 18-200mmF3.5-5.6レンズでの撮影方法です。ご参考までに。普段は、ザックのショルダーにカメラを設置できる「COTTON CARRIER」でカメラを直ぐに取り出せるように歩いています。三脚は、スローシャッターを切らなければならない時だけ使います。三脚:Gitzo+Manfrotto(雲台)+ラムダレインボーバケット(安定性を上げるために使用)+レリーズ(必ず使用) レリーズを忘れた場合は、セルフタイマーを使う。 画質設定は、[RAW+FINE]、画像サイズは[5568×3712 20.7MB] 動画は[3840×2160 30p 4K Video](DXカメラの最高の画質とで撮影)するようにしています。RAWは、写真の依頼があった時だけに使い、WebなどはJPEG[FINE]で撮影したものを使っています。 基本ISO感度200で手持ち撮影。三脚を使うときは、ISO100から高感度の範囲(明るさと暗さを意識して)で。 絞りとシャッタースピード(露出)は、M(マニュアル)で。基本的に動きの速いものはあまりないので、条件により絞りを先に決めるかシャッタースピードを先に決めるか、考えないときはF8に固定。露出補正は、被写体や光によって「0」から-か+かを決めて撮り、撮影したら直ぐにモニターでヒストグラムを確認する。「黒つぶれ」や「白飛び」をできるだけなくすためアクティブD-ライティング機能を使います。EV(カメラが持っている露出の幅)を超える強い明暗さがある時は、三脚を使い、明るい方と暗い方にそれぞれに露出を合わせ2枚同じ画角で撮影し、レタッチ(Adobe Photoshop CC)で合成します。 ピントは、撮影後、モニターを拡大して確認。日中の明るい場所では、デジタルカメラ用液晶フード(かさ張らない軽いもの)を使用。 |
アクティブD-ライティングについて…… 「白飛び」や「黒つぶれ」がないようにすることは、デジタルカメラの追い求める課題でした。真っ黒に潰れてしまっている面積が広い画面構成は、重苦しくなってしまいます。また、何が写っているのか白く飛んでしまっている面積が広い画面構成は、そこにデータがない状態なので、レタッチでも救えません。例えば、5EVの露出範囲を持っているカメラであれば、多少「黒つぶれ側」と「白飛び側」ぎりぎりでも露出の幅に収まるというのがアクティブD-ライディングの機能です。私は、「効果の度合い」は「標準」にしてあります。あまり「強め」にすると、不自然な写真になりかねません。ほとんどの写真は、この機能と露出補正で「OK」です。太陽と近景を入れた顔面構成の場合は、かなり露出の幅が広いので、太陽と近景それぞれの露出を撮影し、レタッチで合成します。こちらの方が、繊細な仕上がりとなる場合が多いです。 余談……フィルム時代は、ハーフNDフィルターを使い、明暗差のある被写体ではよく使っていました。ND4フィルターの半分はND4(絞り2段分)相当で、半分は透明です。ただこれはセットがちょっとでもズレると、違和感のある写真になっちゃいましたけど。(笑) |
シニアのずる賢いズームレンズの使い方……AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II 565g(旧製品) 参考:発売中の高倍率ズーム28-300㎜(800g)を愛用しています。と言うよりは、お金がないので、このレンズを使うだけです。では、このレンズをうまく使うにはと考えました。まず、利点はと言いますと、何といっても高倍率ズームなので、これ1本で殆どの被写体を撮れるということです。レンズ交換をしないので、撮像素子にゴミが着きません。小さくて軽めというのも魅力です。次に、最短撮影距離が短く「0.5m(ズーム全域)」望遠から標準、更にはちょっとしたマクロレンズ機能としても使えます。ところが、欠点も結構あります。 1.レンズが暗い。特に望遠側ではF5.6となりますので、手振れを起こしやすいということです。 (対処法)ISO感度を少し上げる。手振れを起こさない構えを練習する。究極は、連写で1枚を選ぶ。 2.オートフォーカスが甘い。これは、ズームレンズの全般に言えることで、レンズ枚数が多いことによる収差の影響などがあります。更にどのレンズでも言えるのですが、オートフォーカスは、完璧なものではありません。得意不得意があります。コントラストのある被写体では合いやすいのですが、そうでない被写体では、合いにくいのです。 (対処法)オートフォーカスは、補助的に使い、最終的にリングで合わせます。それでも合わないときもあります。大切なのは、撮影後、モニターで拡大して確認します。合っていなけらば、直ぐに撮り直しです。マクロ側と望遠側では顕著です。どうしても合わなければ、標準の位置で撮影し、画角はレタッチでトリミングします。この場合「画質」は最大にしておきます。 更にオートフォーカスモード(AF-S)に設定します。これは風景などを撮る場合に適しています。シャッターボタンを半押しすると、ピントが合った時点でフォーカスロックされます。ただし、シャッターボタンを半押し状態でのことです。ピントが合っていないときはシャッターが切れません。 VRレンズでは、手ブレ補正機能が期待できます。シャッターボタンを半押しすると、手ブレを補正し、ファインダー内の画像のブレも補正します。とありますが、あまり期待せず、自助努力をするしかありません。縦横のブレを無くす。奥行きのフォーカスを無くす、被写体ブレを無くすには工夫が必要です。「NORMAL」は、常用で使用できる通常タイプの手ブレ補正です。静止して撮影する際などに適しています。 3.フォーカスを求める場合、更に精度を上げる方法として、液晶モニター(ライブビュー)に切り替え、画像を拡大し、液晶モニター用フードで確認しながら、Ⅿ(マニュアル)でピントを合わせます。(三脚使用) 更に、絞りの問題があります。絞りは、ピントの合う奥行きだけではありません。大型カメラと違って、絞れば良いというものではなく、絞り過ぎると、回折現象(解像度の低下)により、かえってピントが合わなくなるのです。よく中間値「F3.5-22」であれば、「F8」位が適切と言われています。 解像度やピントの合った写真を撮るには、手ブレを起こさず、露出を的確(レタッチで大幅な補正をかけない露出)にするように心がけします。この瞬間を怠ると、帰ってからパソコンのモニターを見てガッカリすることになる場合が多いのです。 |
三脚使用時に注意したいこと…… 1.ガッチリと安定した三脚を選ぶ。軽い三脚を選んだ場合は、安定させるラムダレインボーバケットなどを用意し、石などを入れ、安定させます。 2.セットの仕方として、撮影方向に1脚をセットし、残りの2脚をセットします。凹凸のある場所でも、センターポールが垂直になるように足の長さを調整し、設置します。 3.VRレンズを使った場合は、手ブレ補正機能(VR)を「OFF」にします。(カメラブレを無くすために三脚をつけているのですから) 4.オートフォーカスは外し、M(マニュアル)でピントを合わせます。 5.シャッターを切る時の振動を与えないために、画面構成後、ミラーアップをし、ファインダーから光が入らないように「アイピースシャッターレバー」で光を遮断し、レリーズでシャッターを切ります。特に明るい場合、余分な光が入ってしまうからで、画質を損なわないことにつながります。帽子や手で遮る場合もあります。 無風状態でも3秒以上待つことも大切です。触って設定後3~5秒くらい動いているからです。風が強い場合は、カメラを上から押さえつけ、何枚か撮った中から最適なものを選びます。 6.逆光での撮影は、フレアーなどの影響を受けるため(画質が落ちる)、できるだけ遮光します。光を通さないボードなどがあれば最適ですが、なければ帽子や手などでも遮りましょう。うっかり帽子や手が入らないように注意。これも三脚がないとできません。 |
徹底軽量化と画質について…… この相反する問題は、シニア(私)にとって重要な問題です。かつてテント・1週間分の食料・カメラ機材40㎏を担いで山に入っていた私でも、心臓を患い、体力も衰え重い荷物も長い距離(長い時間の登行)もきつくなってしまいました。そこで、軽量化を図り、できるだけ長い行程の山を選ばず、それでいて良い写真を撮ってくる。というのが、もっぱらの目的です。 最低限必要な装備(絶対必要なモノ)は、次の項で掲載します。 カメラに関する機材は、前述しているDXフォーマットのカメラ、レンズ1本(18-200mm)、基本山歩きでは三脚は持たない(山小屋などに泊まって朝夕の撮影がある場合は持っていく、また滝やせせらぎなどの撮影では必須です)、三脚はカーボン製(軽量で強い)、雲台は3ウェイでもハンドルが小さいもの、またはないもの。三脚は3段のもの(かさばるが、セッティングが速い、安定性がある)カメラ備品は最小限におさえる。 軽量化しても、極力画質を損なわないために、カメラの画質設定は最高レベルにする。手ブレの防止対策をする。フォーカスにはこだわる。撮影直後の確認は怠わらない。私は常に「RAW+FINE」 |
最低限必要な山の道具…… 下着(低体温症にならないためにも汗をかいてもすぐ乾く、速乾性のあるもの)、保温する薄手のフリース等、風や雨を避けるアウター(雨具など)、登山靴(冬は避けるので、軽登山靴・自分の足に合っているもの)、少し厚手の靴下、季節に合った手袋と帽子、スパッツ、機能的なカメラザック(montbell)、トレッキングポール(体力のない人は必需品。バランスを保つため、疲れが少なくて済む)、季節に合った水分、行動食、登山靴の底が剥離した場合、針金と強力なテープをトレッキングポールに巻きつけておきます。スマートフォン(ヤマレコなどで、登山計画や現在地などを記録しながら歩けるアプリを使用)、この他(ヘッドランプ) 一人歩きにあったら良いグッズ: ■熊スプレー(取り扱いが難しい)、鈴 ■トレッキングポール トレッキングポールは、安価なものから高価なものまで種類があります。今までの経験から言いますと、安価なものは避け、軽量で、長さの調整はレバー型がおすすめです。収納と使用の度に、締める型の場合は、間に砂などが入って回らなくなってしまったり、固定できなくなったりします。レバー型はワンタッチで伸び縮みできます。参考サイト→SINANOの「初心者必見!トレッキングポールの超基本」 |
パソコンは何がいいの?…… 1枚の写真容量が大きくなるので、スペックの高いPCが欲しいですね。十分なのは「動画編集」ができるPCです。各社から出ているPCでも良いのですが、多少PCに詳しいのであれば、ドスパラのようなパーツを組み立てて販売してるメーカーもあります。クリエイターパソコンなどから選ぶことができ、同スペックメーカーパソコンより安価で購入することができます。 私が拘っているのは、モニターです。ハイアマチュア以上を目指す写真家であれば、「Adobe RGB」に特化したモデルが欲しいところです。私は「EIZO」のモニターを使っています。買ったら良しというものではなく、時々調整が必要です。モニターで見る色とプリントに仕上げた色を統一することもできます。プリントにも拘る方は、EPSONなどの写真高画質プリンターが良いでしょう。 とは言うものの、私は一番最低のクリエイターPCと一番安いAdobe RGBモニターを使っています。最近は、プリントも殆どしなくなったので、プリンターは昔のもので十分です。(当時は最上機でしたが…笑) |
レタッチソフトにも拘る…… 最近はいいレタッチソフトが出てきていますが、デジタルカメラになって、画質も上がり、レタッチをどのようにするか? は写真家の力量でもあると考えるようになってきました。写真を撮るだけではなく、レタッチを駆使して画像を昇華させる(自己表現に近づける)ことができ、なおかつそのようなことを求められるようになってきたと思います。いずれにしても使い慣れたレタッチソフトで、写真ならば多少のレタッチで昇華させるようにします。大幅なレタッチは、デザイナーに任せ、画像を劣化させない程度のレタッチが望まれます。 とは言うものの、どうしても大幅なレタッチをしてしまう画像もあります。きっと、このサイトの写真の中で、「大幅なレタッチをしているよね」という写真もあります。 「撮影とレタッチは、車の両輪だ」と言った人がいますが、以前は撮影して現像所に依頼して任せるという工程でしたが、今は撮影し、自宅のパソコンでレタッチで仕上げる。というレタッチ力にも写真家の感性が求められているような気がします。→Adobe Photoshop Photoshopと共に「Lightroom」を使っている方も多くいます。 |
Adobe Bridgeについて…… 基本的にBridgeでレタッチする写真を選び、レタッチするのですが、私は「複製(コピー)」を作って、その複製写真をレタッチします。保存するときに、別名で保存でもいいのですが、元画像を無くす危険性があるのでそうしています。選択した画像をレタッチすると、Bridgeの画像も変わります。もし、複製を作らず元画像にレタッチしても、「編集」「設定を作成」「設定を消去」でレタッチ前の画像に戻ります。カメラで撮影した写真は、画像に拡張子が付きます。殆どのカメラで撮影された画像に付く拡張子を扱えますが、ご自分のカメラのRAWで撮影された拡張子が扱えるかチェックしてみてください。→Photo Downloaderを使用した写真の読み込み |
「Photoshop CC」RAW現像…… せっかく高画質で撮影してきても、レタッチソフトの段階で画質を落としてしまったら、なんにもなりません。そうしないために、最低限のことをしましょう。私は、プリント用(依頼作品なども)RAW画像を使い、Web用にJPEG・FINE(1/4圧縮画像)をレタッチしています。 「Adobe Bridge」から画像を選び、右クリック「Camera Rawで開く…」Web用のレタッチであれば、色空間は[Adobe RGB-8bit]にし、基本補正があればここで少し補正します。続いて、補正の領域をマスクして選び、マスクした部分を補正します。その後、別の新しいマスクを作成し、別の補正を加えます。明暗差のあるもの、空と被写体、近景や遠景など分けて補正するのがコツです。 いずれにしても、補正をかけ過ぎないこと。シャープは、Camera Rawの「効果-テクスチャ」で十分ですが、Photoshopに移行し、仕上げにかけるのが良く、「スマートシャープ」で仕上げます。あまり強く掛けない方が良いでしょう。シャープの掛けない空などは選択して避けます。掛けるとザラついた画像になってしまうからです。また、強く掛けるとエッジが白くなり、グラデーションが失われます。 結論から言うと、必要最小限のレタッチで、写真をより良くするレタッチ(編集)をしましょう。(このサイトに掲載の写真の一部は、少し強めのレタッチをしています) プリントを目的としたレタッチは、高画質の画像(RAW)をBridgeでCamera Raw…において、画像を右クリックし、「強化」画面下の「Adobe RGB 16bit」にして現像し、最終的に一般のプリンターでは画像解像度「300~350dpi」にしてプリント用画像とします。 →Camera Rawでの部分補正 |
裏技レタッチ…… 1.単体の標準レンズ1本で撮影し、広角にも望遠にもしちゃう方法 →Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G 広角(広い範囲を捉えた画像)の作り方は、3枚以上複数枚(隣の画像と重なり合う部分を残し撮影した画像)をレタッチ「パノラマ合成」でつなぎ合わせて広角レンズで撮影したものと同じ効果を出します。→Camera Rawパノラマ合成 ●望遠(狭い範囲を捉えた画像)の作り方は、簡単で、画像サイズ(最大)+画質(最大)で撮影し、Camera Raw…で「強化」「16bit」編集し、最終的にイメージした画角に合わせて切り取るという方法です。 ●マクロ撮影では、30㎝以上離れた場所から撮影し、望遠効果と同じで、切り取ってマクロ化します。単体レンズは、ボケ味もよく、あまり違和感のない仕上げになります。 2.Photoshopでは、「スマートオブジェクト」に変換してからレタッチする。(縮小と拡大を繰り返しても、劣化をしない画像データ)レタッチ中、重くなったと感じたら「ラスタライズ」(戻す)に。Photoshopで開いたが、Camera Rawでレタッチしたい場合は、 [Ctrl]+ [Shift]+[A]でCamera Rawに切り替えることができます。 3.「調整レイヤー」で補正する。 私の方法:レタッチは殆ど劣化が少ない「Camera Raw」で行い、最終処理だけ「Photoshop」で仕上げます。 |
うまく成れる人と成れない人 あえて「うまく成れる人と成れない人」という題にしましたが、いわゆる一般的に「うまいね!」と言われる写真を撮れる人にはそれなりの理由があります。写真教室に通う人は、「うまくなりたい」という気持ちがあるからですが、通うだけではうまくはなれません。そこには自分を高めるための思考が必要だからです。 とかく、技術を語る人が多いのですが、最低限の技術があれば(カメラ任せでも)写真は撮れます。最近はスマートフォンの性能もよくなり、偶然に良い写真が撮れたりします。写真教室に通おうと決意した人は、1ステップを越えたわけですが、教わったことをどのように実行し、体系化して、自分のものにするか、最終的にはオリジナリティを発揮して世の中に作品として発表するかというところまで段階はあります。 さて、貴方はプロ級に成りたいか?それとも、趣味で楽しみたいか? いずれにしても「ホップ・ステップ・ジャンプ」ホップ・ステップがなくていきなりジャンプはないのです。下記にうまく成れる人と成れない人を分類してみました。「成れない人」の項目に当てはまる人は、それを少しづつ払拭し、成れる人の項目を増やしましょう。 |
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参考サイト 「JPEGとRAWの基礎知識・画質を比べる・RAWの可能性を知る」PDF(EPSON) 「Photoshop チュートリアル (使い方) Camera Rawでのシャープ処理とノイズ軽減 |
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